薬王院大本堂– 髙尾山薬王院の文化財③ –

薬王院大本堂

薬王院(やくおういん)開山本尊(かいざんほんぞん)薬師如来(やくしにょらい)中興本尊(ちゅうこうほんぞん)飯縄大権現(いづなだいごんげん)が安置されている薬王院大本堂(やくおういんだいほんどう)です。

八王子の大工棟梁(だいくとうりょう)小町小三郎(こまちこさぶろう)により明治34年に建築されました。

本堂内に設けられた護摩壇(ごまだん)では、毎日、人々の諸願成就(しょがんじょうじゅ)を祈る護摩(ごま)修行(しゅぎょう)が執り行われています。本堂前では、毎年、節分の日に、八王子車人形(はちおうじくるまにんぎょう)八王子芸妓(はちおうじげいぎ)などが参加する豆撒きが行われる節分会(せつぶんえ)が催されます。

大本堂の右手へ進むと、東京都指定有形文化財の大師堂(たいしどう)があります。左手の階段を上がっていくと、飯縄権現堂(いづなごんげんどう)奥之院不動堂(おくのいんふどうどう)があり、道は高尾山(たかおさん)山頂へと続いていきます。

薬王院大本堂