薬王院の開山本尊・薬師如来と中興本尊・飯縄大権現が安置されている薬王院大本堂です。
八王子の大工棟梁、小町小三郎により明治34年に建築されました。
本堂内に設けられた護摩壇では、毎日、人々の諸願成就を祈る護摩修行が執り行われています。本堂前では、毎年、節分の日に、八王子車人形や八王子芸妓などが参加する豆撒きが行われる節分会が催されます。
大本堂の右手へ進むと、東京都指定有形文化財の大師堂があります。左手の階段を上がっていくと、飯縄権現堂や奥之院不動堂があり、道は高尾山山頂へと続いていきます。