絹の道(浜街道)

絹の道(浜街道)

安政6年(1859年)の横浜開港により、八王子に集められた輸出用の生糸(きいと)がこの道を通り横浜に運ばれたことから、「浜街道(はまかいどう)」と呼ばれました。欧米人が養蚕(ようさん)や絹産業の視察をする際にも、浜街道(はまかいどう)を通って八王子を訪れ、高尾登山も楽しんだといいます。

当時の景観をよく残しているこの道は、後に「(きぬ)(みち)」と呼ばれるようになりました。

八王子市の史跡に指定され、文化庁の「歴史(れきし)(みち)百選(ひゃくせん)」にも選定されています。