蛇滝– 水行道場① –

水行道場(蛇滝)

山岳(さんがく)信仰(しんこう)に由来する滝への崇拝と結びついたのが「滝行(たきぎょう)」です。

古くは修験者(しゅげんしゃ)山伏(やまぶし))が本格的な修行の前に、心身を清めるものとして人に見せることもなく密かに修行をしたといわれています。

ここは、薬王院(やくおういん)水行道場(すいぎょうどうじょう)のひとつ、蛇滝(じゃたき)です。

その名の由来は、高尾山(たかおさん)中興(ちゅうこう)()俊源(しゅんげん)大徳(だいとく)がこの滝で雨がふるよう祈祷(きとう)を行っていたとき、木こりに殺されそうになっていた蛇を助けたところ、雨が降ったという伝説によるものといわれています。 修験者による滝行(たきぎょう)が行われるとともに、一般の人も指導を受けて、滝行(たきぎょう)をすることができます。