日本の各地域には、それぞれ歴史があり、史跡や古い建物、伝統行事などが受け継がれています。「日本遺産(にほんいさん)」は、こうした地域の歴史的な魅力や特色を通じて、日本の文化・伝統を語るストーリーを国が認定するものです。
「世界遺産」は、登録された文化遺産の価値付けをして保存することが目的ですが、「日本遺産(にほんいさん)」は、地域に点在する歴史文化資源を結びつけて「面」として活用し、その魅力を発信することで、その地域の活性化を図ることを目的としています。